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ChatGPT・AIによるアイキャッチ画像生成のプロンプト

ブログのアイキャッチ画像作成に便利なAI画像生成。AI画像生成のプロンプトについて解説します。

ChatGPTによるアイキャッチ画像生成

ここではChatGPTを使用しています。

https://chatgpt.com/

ビットワークスでは有料版を使用していますが、無料版では画像の生成は一日三回まで。
無料版ユーザーであればプロンプトは慎重に入力する必要があります。

森を散歩する榎本さん

まずはこちらの記事に使用したアイキャッチ画像について。

WordPressのテーマの作り方

「森を散歩する榎本さんのイラストを水彩画風に描いて」

このプロンプトで生成された画像はこちら。

こちらが水彩画風の森を散歩する榎本さんのイラストです。柔らかな光が差し込む静かな森の雰囲気を表現しました。気に入っていただけたら嬉しいです!

ChatGPTは生成したイラストについての説明も入れてくれますね。

このままで使えなくもないのですが、画像の比率を間違えました。
アイキャッチ画像で一般的なHDと同じ比率で生成し直します。

「16:9の比率でお願いします」

画格が修正されました。

16:9の比率で水彩画風の榎本さんが森を散歩するイラストを描きました。広がりのある風景の中で、静かな雰囲気を感じていただけると思います!

足が向こうを向いてるのに上半身は手前を向いてて首が90度曲がっている妖怪が錬成されました。
AI画像生成ではよくあることです。

和装はイメージと違ったので、洋服にしてもらいました。

「服装を洋風にして」

洋風の衣装に変更し、水彩画風の榎本さんが森を散歩するイラストを描きました。クラシカルなヨーロピアンスタイルの優雅な雰囲気を感じていただけると思います!

ようやくイメージ通りのイラストになりました。
ここからは手作業で加工します。

Photoshopで加工

全体の色調を統一したいので、青をスクリーンで重ね

さらに水色を通常で薄く重ねました。

タイトルテキストを入れ、フチ取りのスタイルを適用したら完成です。

喫茶店で勉強する榎本さん

次はこちらの記事のアイキャッチ画像についてを解説します。

WordPressの記事投稿の仕方

「カフェで勉強している榎本さんの画像を16:9で水彩画風に描いて」

割と一発でイメージ通りのイラストになりました。

こちらがカフェで勉強している榎本さんの水彩画風イラストです。雰囲気やディテールの調整が必要なら教えてください!

指の形があやしいのと、奥の机にある本の上に置かれたコーヒーカップが気になって仕方ないので試しに直してもらいました。

「指の形を正確に描いてください。奥の机の上にはなにも置かないでください。」

修正しました!指の形を正確に描き、奥の机の上には何も置かないようにしました。ご希望に合っているか確認してみてください。

同じ絵をAIが修正するのは苦手なようです。右手は3本指になり、机の上の本を立ててしまいました。
そういう面白は今回求めていません。

1枚目の方を手作業で加工します。

Photoshopで加工

指の形を周囲と雰囲気合わせながら修正します。

奥の机はPhotoshopの消しゴムマジックでは上手く消えなかったので、手作業で机上のものを消し去りました。

今回も全体の色調を整えるためにレイヤーを重ねます。

フチ取り付きのタイトルテキストを入れ完成。

マシュマロを焼く榎本さん

こちらも解説。

WordPressサイトをローカル環境で開発する手順

「焚き火でマシュマロを焼いている榎本さんのイラストを16:9で水彩画風に描いて」

榎本さんが焚き火でマシュマロを焼いている水彩画風のイラストを描きました。温かな火の光が彼女の表情を照らし、静かな自然の中でくつろぐ雰囲気を表現しています。

chatGPTの自画自賛がいい加減やかましいですが、榎本さんがずいぶん幼くなっちゃいました。
思ってたのとちょっと違う感じです。

今までの雰囲気で描いて欲しかったので、もう少し具体的にお願いしてみました。

「アウトドアでキャンプしている大人の榎本さんでお願いします。」

大人の榎本さんがアウトドアでキャンプを楽しんでいる水彩画風のイラストを描きました。焚き火のそばでくつろぎながらマシュマロを焼いている雰囲気が、静かで温かみのあるキャンプの夜を表現しています。

うーん…これはこれで悪くないのですが、やはりイメージと違います。マシュマロを棒に2個挿して焼く人も珍しすぎます。

ここでChatGPTの「モデルを切り替える」機能を使ってみました。

メニュー「モデルを切り替える」

今までの水彩画風のしっとりと落ち着いた雰囲気ではありませんが、このまま使えそうなのが来ました。
これをPhotoshopで加工して使用します。

Photoshopで加工

画像をレイヤーとして複製し、ボカしをかけて薄く乗算で重ねます。

主線が滲んでしっとりとした雰囲気が出ます。。

ここに色調を整えたレイヤーを重ね、タイトルテキストを入れたら完成です。

自転車に乗る榎本さん

最後に本記事に使用したアイキャッチ画像を解説します。

「河原の土手を自転車でポタリングしている大人の榎本さんのイラストを16:9で水彩画風に描いて」

榎本さんが河原の土手を自転車でポタリングしている水彩画風のイラストです。穏やかな風景の中、ゆったりとした雰囲気を感じられる一枚になっています。

雰囲気は良いのですが、川に飛び込もうとしているのが気になります。

「構図や雰囲気は良いのですが、川に飛び込もうとしているのが気になります。この構図のまま、手前に向かって走っている感じでお願いします。」

構図を調整し、榎本さんが手前に向かって走っているようにしました。雰囲気はそのままに、自然な流れを感じられる仕上がりになっています。

違う、そうじゃない。
なぜ和装で自転車に乗る。
なぜ川に飛び込もうとする。

無料版ならあと一回でキメなくてはなりません。焦ります。

「雰囲気は良いです。洋装の大人の榎本さんが自転車でポタリングしているイラストでお願いします。」

洋装の榎本さんが自転車でポタリングしている水彩画風のイラストに仕上げました。雰囲気を大切にしつつ、リラックスした風景になっています。

・・・困りました。どうしても川に向かって一直線なイラストになってしまいます。
最初のイラストが一番マシだったので、これを加工することにしました。

Photoshopで加工

手作業で加工して、右足を地面について川を眺めている風にします。
通行の邪魔ではありますが。

さらに先ほどと同様、主線を滲ませる処理をします。

色調を整え、タイトルテキストを入れて完成。
こういうときは修正したところを隠す感じにテキストを入れます。

まとめ

AIに色々やらせるにしても、プロンプトを考えるのがまだまだ人間の仕事。
今後、AIプロンプターが職業的に躍進しそうですね。

それにしてもAIに「榎本さん」と指定すると100%女性になるのが興味深いです。
弊社役員の榎本は一般的な男性です。

(TK)